日本女性の「品格を上げる」チークカラー
メイクアップは、長年西洋の考え方で発展してきました。
でも、はっきりした西洋人の顔立ちに比べ、日本女性の美しさは、その曖昧さ。
やわらかく、控えめで奥ゆかしい美しさです。
「華やかな曖昧さ」を表現できる魔法のチークカラーです。
明確な色彩の西洋のメイクアップに対して、今回創り上げたのは何色
とも言えない「曖昧」な色味。日本人の顔の特徴である「曖昧な美しさ」に、
さらに上から曖昧さをプラスすることで、日本女性の個性が引き立ちます。
こだわったのは、やわらかいマットな質感。
肌にのせると色の粒子が混じり合わず点描画のようにふわっと広がり、
離れて見たときに奥深い色の立体感が生まれます。
骨格ではなく血色をつくることで、高揚感、幸せな感情が湧き出た表情になり、
他の人も幸せにする品格が生まれるのです。
三橋 ただし (ヘアメイクアップアーティスト)
HOW TO MAKEUP
チークブラシをチークカラーの上でクルっと2周ほど回し、
ティッシュか手の甲でブラシに付いた粒子を軽く落とします。
チークを入れる位置は、にっこり笑ったときにできるスマイル・ヒルの
少し上、頬骨の始まるあたりから。
下はなるべく鼻先までに留めます。